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サンガ退団の山田、立命大で再始動
京都サンガとの練習試合に出場した山田(79)。立命大サッカー部に入り、再びプロの道を目指す(サンガ東城陽グラウンド)
サッカーJ2の京都サンガFCとの契約が満了となり、昨季限りの1年で退団したMF山田俊毅(19)が立命大サッカー部に入り、プロへの再挑戦をスタートさせた。サンガで痛感した課題と向き合い、学業との両立で自らを高める期間と前向きに捉える。関西学生リーグでは開幕から2試合連続で先発出場し、チームに貢献している。
城陽市出身。右足の正確なキックと球際の強さが特長のボランチで、昨季、サンガU-18からトップチームに昇格した。サンガと学校法人立命館、京セラによる「スカラーアスリートプロジェクト」から初のトップ昇格で、同時に立命大へも進学した。
契約期間は1年と短かったが、「どうしてもプロになりたかった」。トップチームでは攻守の切り替えや運動量など課題を克服できず、秋、クラブから契約満了を告げられた。「現実をなかなか受け入れられず、毎日葛藤していた」と明かす。
プロを続けたい一心でシーズン終了後、合同トライアウトに参加。しかし、Jクラブからの誘いはなく「立命でサッカーに打ち込んで、またプロを目指す」と決めた。
学年は2年だが、新入生扱いのため、練習で使うボールや水を準備しなければならない。チームではレギュラー組に入り、試合に出られる喜びをあらためて感じている。「得点に絡みたい。すぐに横パスではなく、ドリブルで運んだり、前を向いたプレーを磨く」と目を輝かせる。
サンガでの1年間は「マイナスじゃなかった」。高いレベルでもまれ、精神的にタフになったという。去年はほとんど授業に出られなかったが、今年からはサッカーと学業の両立を志す。立命大の仲井昇監督は「セカンドキャリアに悩む元プロ選手が多いなか、今回は立命館とサンガの提携のいい部分が出た」と、山田の再挑戦を支える。
「契約を更新してもらえず、すごく悔しかった。このまま終われない。またプロになり、成長した姿を家族やサンガのサポーターに見せたい」。19歳は信じた道を突き進む。
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